TOEIC960点!30日間で英語初心者の耳が英語耳に変わる秘密とは?
TOEICとTOEFLの比較
TOEICとTOEFLは、似たような英語の試験というイメージで捉えられることが
多いのですが、この2つの試験には、大きな違いがあります。TOEICとTOEFL
の比較をしてみたいと思います。
TOEICとTOEFLの比較でまず考えられるのは、目的の違いでしょう。TOEICは
英語でのコミュニケーション能力を測るものですが、TOEFLは英語圏の大学で
勉強できるだけの英語力があるかどうかを示すものです。TOEFLの方が目的が
はっきりしている分、受験者の対象も絞りこまれているというわけです。
運営元のETSによれば、「TOEFLはアカデミックな傾向が強く、アメリカの文化
的な背景がわかっていないと答えられない問題も含まれる」とされています。
TOEICとTOEFLは採点法が異なるため、TOEICのスコアをそのまま
TOEFLにあてはめたり、また、その逆もできません。
一般には、『TOEIC×0.348+296=TOEFL』とされています。この公式に
従うと、たとえばTOEICで800点を取得している場合、TOEFLでは574点という
ことになります。ところが、これはTOEFLのペーパーテスト版のみでの話であって、
コンピュータ版ではまた違う計算式となっているのです。
その他にTOEICとTOEFLが比較されるポイントは、問題文の内容でしょう。
TOEICでは、一般的な会話文がほとんどになりますが、TOEFLの場合は、
留学審査用の試験という意味合いが強く、大学での勉強という目的があるため、
問題文もそれに則したものとなっています。
トーフルの試験は、必然的に学術用語や専門用語が多いのが特徴なので、TOEFL
対策用の単語帳などを活用する勉強法が有効でしょう。また、英文雑誌や英字新聞
を購読したり、英語ニュースなどを聴くことでバランスのいい英語力をつけていくといい
ですね。キャンパスでの友人同士の会話や、講義がそのまま英文となって出題される
ことが多いようです。